2015年7月10日記事の移管。
上記写真は、インドネシア大学で売られていた大学グッズです。卒業式の際の服装ですね。
VITASの取得方法
留学用に、ビザ(VITAS)を取得したので、ビザ取得について書いていきます。
VITASとは、Visa Tinggal Terbatasの略で、いわゆる一時滞在ビザです。
私は、12カ月間のVITASを取得しました。
以下、VITAS取得方法について説明しますが、在日本インドネシア大使館(又は領事館)での手続き以外は、大学又は現地エージェントが行ってくれるので、特段の手続きは不要です。
VITAS取得までの流れは、以下のとおりです。
(1)Study Permitの取得
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(2)Telex Visaの取得
※Telex Visaとは、ジャカルタ入国管理局が、VITAS申請を行う在日本インドネシア大使館(又は領事館)に直接送る推薦状のようなものです。
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(3)VITASの取得
大学から合格通知が出て、授業料を送金した後に、大学がStudy Permitの申請を行ってくれました。
なお、授業料の送金は、ルピア建て送金です。
三菱東京UFJ銀行では、ルピア建て送金ができないとのことで断られましたが、三井住友銀行からは、ルピア建て送金が可能でした。
Study Permitの発行後は、大学提携のエージェントがTelex Visaの申請を代行してくれました。手数料は、750,000ルピアで、当時のレートで7261円でした。
送金には、Western Unionの利用を指定され、その際の送金手数料は990円でした。
この送金時も、新橋の大黒屋から送金しようとしたら、生活費以外は送金できないと断られたのですが、隣の金券ショップからは普通に送金してくれました。
Telex Visaの取得後、大学からメールで、Telex Visaの写しが送られてきます。
なお、Study PermitやTelex Visaの申請に必要な書類は、出願時に大学に提出しているもので足りるので、別途書類を郵送する必要はありませんでした。
その後は、以下の必要書類を持参して、大使館(又は領事館)で申請手続きを行えば、VITASが発行されます。
(必要書類)
・合格通知書(原本) 1枚
・パスポートの原本及び写し 1枚
・Telex Visaの写し 1枚
・証明写真(背景赤色) 1枚
・所属先からの推薦状 1枚
・航空券(又はEチケット)の写し 1枚
申請書及びCV(履歴書)の用紙が、大使館(又は領事館)で交付されるので、申請時に記入する仕組みです。ちなみに、申請費用は、12カ月間のVITASで1万750円でした。
ビザ申請時に、パスポートを預けるので、その直後に海外に行く場合は注意が必要です。
申請日の翌々日に、パスポートの余白ページにVITASが貼り付けられた状態で返され、ビザ取得完了です。
なお、留学用としては、Socio-Cultural Visaも使えますが、期間が短く1年間の留学には向いておりません。これは、基本的に最大60日間の滞在ビザで、最大30日間の更新を最大4回できるものです。すなわち、更新手続きにより、通算して最大180日間滞在できるビザです。
Socio-Cultural Visaの申請には、大学からの推薦状を使って手続きするようで、Telex Visaは不要で、VITASの申請手続きに比べると簡易のようです。
※上記情報は、2015年6月に出願した際の情報になります。
その後、変更されている可能性がありますので、申請時にはよくご確認ください。
最後に、全く関係ない話ですが、モナス(独立記念塔)に登った際に、インドネシア人観光客に、また声をかけられて一緒に撮りました。ちなみに、モナスに登るには、相当時間がかかります。階段で登れれば、早いのでしょうが、エレベーターが1台のみで、なかなか登れないのです。
弁護士 味村祐作
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