以下は、2015年12月24日のブログ記事の移管です。
カリマンタン島(ボルネオ島)
期末試験後、カリマンタン島のバンジャルマシン(Banjarmasin)とパランカラヤ(Palangkaraya)に旅行に行っておりました。
ジャカルタからバンジャルマシンまでは、飛行機で2時間ほどです。
到着後、ホテルでガイドを紹介してもらい、パランカラヤの北部にあるカジャ島(Pulau Kaja)にオランウータンを見に行くことにしました。
このエリアには、日本語通訳のガイドがいないため、日本人観光客はほとんどいないようです。
バンジャルマシンからパランカラヤまでは、車で4時間ほどかかるので、朝3時に出発です。
また、両都市間で1時間の時差があり、どのタイミングで時計を調整するか考えものでした。陸路移動で時差を経験したのは初めてです。
そして、下の船で、ジャングルリバークルーズに出かけました。
運よく、野生のオランウータンと遭遇。
川で体を洗っているオランウータンもいました。
オランウータンとは、インドネシア語(マレー語)で、Orang(人) hutan(森)と書き、直訳すると「森の人」という意味になります。
似たような発音の言葉で、Orang utangがありますが、これだと「借金している人」という意味なってしまいます。難しいですね。
バンジャルマシンからパランカラヤへの移動途中で、スバンガウ(Sebangau)国立公園の端を通りました。この辺り一帯は、湿地帯で熱帯魚のべモが生息しているとのことです。今でも新種の生物が発見されるとか。
場所によっては、見晴らしがいいです。
が、これは焼き畑によるものです。
乾季にはよく火事になり、さらにマングローブの根の下で火が広がっていて、危険なエリアだそうです。
バンジャルマシンに戻ってからは、フローティングマーケットに。
夜明けから朝9時頃までやっています。
これも、朝が早く5時にホテルを出発しました。
本当にインドネシアは朝が早いですね。
夕方、運河を見に行きました。
このエリアでは、運河沿いに家を建てており、運河の水で炊事洗濯入浴をしていました。ただ、その水は決して綺麗ではなく、泥水に近く、排泄物も、そのまま運河に流す状態なので、衛生状態は良くありません。
ただ、住人は、とてもニコやかで我々がいくと、皆、手を振ってくれたり、声をかけてくれました。
このエリアにまで上下水道が整備されるには、あとどのくらいかかるのでしょうか。
そう思って、帰路につきました。
弁護士 味村祐作
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