インドネシアの法律ネタだけでなく、せっかくなので、インドネシアでお勧めの観光地も、ブログを通じて、紹介していこうと思います。
年末年始休暇にお勧めなのが、カリマンタン島(ボルネオ)中部カリマンタン州にあるタンジュン・プティン国立公園です。
年末年始は、ローシーズンに当たるので、他の観光客が少なくて、いいと思います。
タンジュン・プティン国立公園には、オランウータンの保護区キャンプ・リーキーがあり、野生のオランウータンが見れるだけでなく、テングザルやサイチョウ(くちばしの大きな鳥)などにも出会えます。
ちなみに、オランウータン(Orang Hutan)は、インドネシア語で、「森の人」という意味ですが、似たような発音・表記のOrang Hutang(※借金という意味)では、「借金の人」という意味になってしまいます。
話を戻します。
気になるジャングルの移動も、船なので、歩く必要がなく、とにかく楽です。揺れないので、船酔いの心配もありません。
エアコンなし、水シャワーに抵抗がなければ、家族旅行にもおすすめです。
出港して一時間ばかり船に揺られると、大きな川から、小さな支流へと入っていきます。
カリマンタン島のジャングルの中の村にも、テレビはあり、アンテナが設置されていました。また、ソーラーパネルを使った発電も行われていました。
タンジュン・プティン国立公園内には、オランウータンの餌付け場所が複数設置されています。上の写真は、今回の旅行で初めて訪れたスポットで、本当にオランウータンが現れるのか、心配でした。
ガイドの人たちは、オランウータンを呼ぶため?鳴きまねをしていたのですが、待つこと20分あまり。。。
ようやく、一匹あらわれて、みんな注目。
船での移動中に、テングザルも姿を現しました。
そうこうしているうち、日没となりました。
一泊目の停泊地には、蛍がいっぱいいて、とてもきれいでした。
ジャングルの夜は、虫の音に、たまに動物の動く音、鳴き声がありますが、基本的に静かです。
印象的だったのは、夜明けです。方々から、鳥の鳴き声が響き渡り、自然と目が覚めました。
船は、どんどんジャングルの奥地へ進みます。道中、サイチョウが船の前を横切りましたが、残念ながら、写真におさめることはできませんでした。
ちなみに、サイチョウとは、こんな鳥です。
そうこうしているうちに、二か所目の餌付けスポットへ。
船に戻って、さらに奥地へ移動します。
現地に住んでいる人たちは、このような船にのって移動しています。
旅行中の食事は、船のコックが用意してくれて、どれも美味しかったです。
そして、最終目的地のキャンプ・リーキーへ。
オランウータンとすれ違いました。
オフシーズンでも、このにぎわいです。
乾季のハイシーズンには、もっと混むとのことで、ガイドさんはお勧めしないと言っていました。
最後に、私のように、どこにでも釣り竿をもっていく人のための情報ですが、ナマズが釣れます。(現地で釣った小さい魚を餌に。)
以上、中部カリマンタン州のタンジュン・プティン国立公園の紹介でした。
今年のクリスマス・正月休みに、訪れてみてはいかがでしょうか。
弁護士 味村 祐作
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